シノまとめ

艦これアーケード講座

戦術・編成フローチャート

どんな編成にすべきかは、どんな戦術を用いるかで決まります。そして、どんな戦術を用いるべきかは、出撃する敵によって決まります。ここではそれを、ざっくりとフローチャートで表現しています。

ただし、実際には出撃条件に大きく左右されますし、必要な装備を持っていなければ対応できないこともありますから、自分に合った戦術を考える際の参考にしてください。

※ Yesは青、Noは赤です。

主力艦隊が水上艦の場合

A)夜戦艦隊

夜間作戦なら、駆逐艦、雷巡、重巡、航巡など、夜戦火力の高い艦種を編成しましょう。敵は夜間でも構わず航空攻撃してくるので、防空要員についても検討すべきです。装備は魚雷優先で、探照灯と照明弾も忘れずに。もちろん、夜のうちに戦うことが前提です。

B)駆逐艦+航巡

駆逐棲姫は航空戦力を持たない水雷戦隊編成で登場するのが通例です。非常に回避の高いボスですが、制空権を取ることで多少は命中が上がると言われているので、航巡に瑞雲を装備して、事前にマップ攻撃しておきましょう。駆逐棲姫が登場するのは基本的に輸送作戦が多いのでこの編成になっていますが、そうでないなら重巡や伊勢型改二(必中の立体攻撃が鍵)を使うのもアリです。

C)空母+航戦

強力な敵主力艦隊でも、防空に穴があるならチャンスです。空母と伊勢型改二によるマップ攻撃で、接敵前から敵を壊滅させておけば、何も恐れることはありません。場合によっては、対空カットインを使うツ級がいても強引に採用すべきかもしれません。

D)潜水艦

たとえ防空に穴が無くても、潜水艦隊で出撃できるなら問題はありません。潜水艦に対して有効な攻撃ができる敵はほとんどいないので、一方的に勝利することも難しくないでしょう。ただし、イベントの難関海域では出撃条件で自由枠がほとんどないので、潜水艦隊と言えるほどの潜水艦を編成できることはほとんどありません。

E)重巡+戦艦

イベントの多くの難関海域では、結局はここに落ち着くことが大半です。マップ攻撃や潜水艦隊などの搦め手が封じられているなら、正面から真っ向勝負するしかありません。重巡の手数と戦艦の火力を中心に戦いますが、艦隊速度を押し上げる駆逐艦や防空要員も組み込む必要があるでしょう。

また、主力艦隊は戦艦無しで倒せそうでも、道中に危険な敵がいるなら、やはり戦艦は必要です。たとえ敵の射程内で安定して戦える実力があったとしても、絶対に事故らないとは限りませんし、道中撤退なんてことになったら、精神的にも金銭的にも大ダメージです。

F)重巡甲標的使い

敵自体はそこまで強力じゃなくても、強化装甲でがっちり守られていることもあります。そうなると、魚雷を当てられる距離まで接近することになるので、戦艦より重巡の方が相性は良いです。また、雷巡の甲標的で強化装甲を一気に破壊できると気持ち良いですが、雷巡は速力も火力もそこまで高くないことには注意が必要です。由良改二のように甲標的と対空カットインを両立できる(高角砲+対空電探+甲標的)艦娘もいるので、強化装甲を破壊することが目的なら、雷巡以外の選択もあります。

G)重巡艦隊

敵がそこまで強力ではなく、過剰に強化装甲で守られているわけでもないのなら、重巡を中心とする艦隊で挑むのが安牌です。対潜戦闘には向かないので、そこだけは注意ですが、イベントの序盤海域はだいたいこれで乗り切れるでしょう。

敵主力艦隊が陸上型の場合

H)対地戦艦

浮遊要塞の装甲と耐久がそれほど高くないのなら、戦艦による力押しが最も安定します。中盤までにボスに攻撃が届くようになるのなら、強力な随伴艦隊がいたとしても、致命的な被害を受ける前に大勢を決することができるはずです。三式弾は必須、できれば徹甲弾も装備しましょう。三式弾カットインが使えるとは言え、やはり専門の防空要員はいた方が良いです。注意しないといけないのは、三式弾ではそこまで大きく火力は伸びないということです。昼の火力キャップを少し超える程度なので、夜戦になっても与えるダメージは大きく変わらないことがほとんどです。

ちなみに、拡張作戦の3-5や4-5はこのタイプです。

I)対地駆逐+上陸兵装

まず、対地装備(WG42、対地噴進砲、迫撃砲など)と上陸兵装(戦車、内火艇)が無いとダメなので、その時点でかなりハードルが高いです。さらに、対地装備が有効な近距離で戦い、上陸兵装が使用できるようになるまで致命的な損傷を避けないといけないので、提督に求められる操作テクニックもかなりのものです。ただ、集積地タイプの敵が出現する海域では、基本的にこの編成を想定した設定になっているので、これらのハードルをクリアできるなら、うまくハマるはずです。

J)空母

戦艦だけでは時間切れになるほど浮遊要塞が硬い場合、真っ先に思い浮かぶのがマップ攻撃で事前に削っておく方法でしょう。まともに攻撃が通るのは浮遊要塞に対してだけですが、10個以上のスロットに攻撃機を装備すれば、ボスもカスダメだけでそれなりに削れるはずです。ツ級がいることはないはずですし、敵が動き回らないのも良いことです。もっとも、イベントの難関海域では、制空値が異常に高いか、出撃条件で空母を大量に編成できないなどの制限があることが多いです。

K)対地駆逐艦

マップ攻撃も使えないとなると、対地装備をした駆逐艦の手数で押し切るのが良いかもしれません。しかし、逃げ道の少ない近距離付近で回避し続けないといけないので、強力な随伴艦隊がいるとなかなか上手く行きません。すぐに大破艦が複数出るような状況なら、L)対地重巡+戦艦の編成を採用する方がマシでしょう。対地装備を揃えている提督には余計な心配かもしれませんが、水上艦隊との戦いには向かない編成なので、道中も結構危険です。

L)対地重巡+対地戦艦

陸上型が相手でも、正面から真っ向勝負するならやっぱりこの編成です。中距離を中心に重巡が短いスパンで砲撃を繰り返すのが基本の立ち回りで、戦艦に求められるのは高い火力キャップによる決定力です。そのため、低速戦艦を優先して採用すべきでしょう。